
徳島県最南端の町、海陽町
北西部は、1000m級の緑豊かな山がそびえ
東側は室戸阿南海岸国定公園の海岸が広がっています
サーファーを惹きつける砂浜と
息を呑む美しさのリアス式海岸
海陽町は、その名の通り太平洋に面した徳島県と高知県の境の町です。『カイフポイント』と呼ばれる海部川河口付近や道の駅宍喰温泉前の大手海岸などは西日本有数のサーフポイント。年中元気なサーファーが集まってきます。透明度が高い海に囲まれた竹ヶ島の「マリンジャム」では、海中観光船による海中散策を始め、シーカヤック、SUP、シュノーケリング・スキューバダイビングなど海のレジャーを提供。竹ヶ島、水床湾の綺麗な海が満喫できます。
- (写真左)宍喰(ししくい)地区を代表する景勝地「水床(みとこ)湾」の入江。透き通った入江の海が心を癒してくれます
- (写真右)穏やかな入江に青空が映える
- 【海中観光船ブルーマリン】出航後美しい水床湾を眺めたら船内に。大きな窓の外は海の中です。湾内には見事なシコロサンゴなどが群生。その間をソラスズメダイやチョウチョウウオが泳いでいます。
- 【海洋自然博物館マリンジャム】小さな島を満喫。子供目線で観察できる「島のちいさな水族館」では、竹ヶ島で見られるサンゴや世界のクマノミなどを展示。海の生物に触れるタッチプールもあります。
世界でも類を見ないここにしかない乗り物
鉄道と道路の両方を走るDMV(Dual Mode Vehicle)
海陽町を走り抜けるローカル線の救世主です
- (写真左)鉄道モードで疾走するDMV
- (写真右)車輪が格納されバスに変身するモードチェンジ
- (写真左)トンネルだけが残った町内(まちうち)トンネル
- (写真中)大手海岸沿いの国道55号ではバスモードで
旅人をワクワクさせてくれる
新しい取り組みやおもてなし
DMVの始発停留所のある「阿波海南文化村」には、創造・文化・歴史・交流など、様々なテーマに応じた全6施設があります。貴重な文化財である『関船』の展示館、阿波国を代表する海部刀や大里出土銭、復元した大里古墳などを展示する『博物館』、お土産の販売やアレンジそうめんが楽しめるイートインスペースのある『三幸館』などをぐるり巡れば街の魅力の虜になってしまいます。ここからDMVに乗るのも一興です。阿波海南文化村から道の駅宍喰温泉までは片道800円です。
- (写真左)【阿波海南文化村】420席の多目的ホールもある「海南文化館」も備える広大な敷地
- (写真中)舟形のだんじり『関船』
- (写真右)「博物館」では大里古墳のジオラマも
- (写真左)美術刀剣として知られる海部刀の展示
- (写真右) 総数70,088枚!大里出土銭
くつろぐか?行動するか?
日常を忘れる癒されポイント
- (写真)徳島県一を誇る落差58mの「轟の滝」轟く水流音が山中に響き神秘的でいつの間にか無心になり癒されます。マイナスイオンが降り注ぎます。念の為レインコートのご用意も
- (写真左)滑りやすいのでトレッキングシューズがおすすめ
- (写真中)森の中に佇む凛とした『轟本瀧神社』の鳥居
- (写真左)【ホテルリビエラししくい】ゴージャス感満載のファサード
- (写真中)隣に建つ「道の駅 宍喰温泉」
- (写真右)施設の中ではDMVも走るジオラマが
- (写真左)DMVぬいぐるみクジも(1回1,000円)
- (写真中)様々なDMVグッズも販売
- (写真右)地元産品がいっぱい「すぎのこ市場」
太平洋に突き出た那佐半島が包み込む
波穏やかな那佐湾を見ながら
旅を彩る爽快ドライブ
- (写真左)湾の横幅は500mもあり湾内にある那佐港は天然の良港と言われています
- (写真中)遊遊NASAへ向かう ワインディングロードを快走するフリード
- (写真右)自慢の、地元の食材が溢れる会席料理。グレ鍋、かつおのタタキ、天ぷら、お刺身盛り合わせなど
キャンプやBBQ、マリンレジャー
アクティビティーを満喫
- (写真左)南国情緒たっぷりのキャンプ場
- (写真右)使いやすい定番コテージも
- (写真)【鞆奥漁港海浜公園 (海部川河口サーフポイント)】サーフィンやアクティビティーにもピッタリ
風光明媚な水床湾に浮かんだ座敷でいただく豪快海賊料理
- (写真左)焼き物セット(3.850円)伊勢海老、サザエ、大アサリ、ヒオウギ、ご飯、お味噌汁付き
- (写真左中)ホクホクをいただきます
- (写真右中)磯の香りが漂います
- (写真右)入江に浮かんだ料理店
波穏やかな水床湾の入江に浮かぶ筏の上の料理店。食堂、いけす、事務所、船着場などがつながった海上ステーション。沖の海でとれる特産の伊勢海老をメインに、旬の貝類などを豪快に焼いていただきます。
元祖海賊料理 海賊の家
海部郡海陽町宍喰浦古目84-4
文化村巡りでお腹が空いたらこちらでご当地グルメ
- (写真左) (左から)DMVカレー(1,000円)、スダチわかめの半田そうめん(並880円)、阿波や壱兆 温麺(並880円)。
- (写真中)芝生の中庭を眺めながら
- (写真右)明るい店内
- (写真右)地元産品の販売コーナー
少し太めのそうめん『半田そうめん』を使用したアレンジそうめんがいただけます。温麺もあるので年中楽しめます。お子様向けの甘口ぽんかんカレーと大人向けの辛口阿波尾鶏キーマがダブルで楽しめるDMVカレーも。楽しいカレーです。
三幸館(阿波海南文化村内)
海部郡海陽町四方原字杉谷
宍喰海岸に面したリゾート気分のレストラン
- (写真左)(手前から)本日の一汁一菜(1,078円)、森のカキフライ(きのこ、山芋、青のりのフライ)、彩どりのおのころ塩麹からあげ。酵素玄米も。
- (写真左中)酸味の効いたしっとりマフィン(270円)
- (写真中)開放的な屋上テラスで
- (写真右)ラボのような厨房
地域密着型のスーパーのオーナーがプロデュースするこだわりのレストラン。ニュージーランド産グラスフェッドビーフ100%のパティを使ったハンバーガーや無農薬米の酵素玄米、玄米粉とオカラで作りレモンを乗せ焼き上げたマフィンもおすすめです。
レストラン&ラボ テイクサンド
海部郡海陽町 宍喰浦字松原219-1
海部川河口鞆浦にあるアットホームなカフェ
- (写真左)手作り感が優しい外観
- (写真中)手前からいちごのレアチーズクリームパンケーキ(900円)とキャラメルバナナパンケーキ(750円)。
- (写真右)炙りサーモンとアボガドのタルタル丼(左1,050円)とロコモコバーガー(1,050円)。
- (写真左)ウッドデッキのテラス
- (写真中)大きな窓の明るい店内
- (写真右)旅猫のリバーちゃん
海部川の河口付近のブルーの看板が目印のお店。自然に溶け込んだオシャレなカフェです。メニューはどれもボリューム満点。人と猫の共生を目指す活動をされているオーナーの人柄が料理にもお店作りにもあふれています。
Rex Café レックスカフェ
海部郡海陽町鞆浦字山下10-12
懐かしい味がほっこりする大福
- (写真)白餅とキビ餅の2種類(どちらも1個80円)
毎日朝5時から餅米を蒸した後に杵つきし、北海小豆の餡を包み込みます。とろけるような餅の中に、甘さ控えめの餡。優しい口当たりです。朝8時からの開店ですが、売り切れ次第終了になるのでお早めに。