
風と海と緑と花と。
初夏の淡路島をかけ巡る、爽快なドライブデートに出かけよう!
風光明媚な淡路島を巡るコースは、
爽やかなカップルにおすすめのドライブスポットが満載です。
お花畑と庭園キャンパス 学びながら癒される花の小径
まずは淡路島を一気に北上して、花の名所を訪ねるドライブへ。淡路島北部の丘陵地域の頂上部に位置する「あわじ花さじき」は、明石海峡・大阪湾を背景に、甲子園球場の約4倍、約15haの高原に、四季折々の花々が咲き誇るビュースポット。この日二人を出迎えてくれたのは、色鮮やかなアイスランドポピー。思わず歓声を上げながら走り寄ると、花のいい香りと幸せな気分に包まれました。これから夏には、クレオメやブルーサルビアなどが高原を花いっぱいに染めます。
「あわじ花さじき」から車で約8分ほど走ると見えてくるのが「兵庫県立淡路景観園芸学校」。ここは全国でも珍しい景観園芸の実践的専門教育機関で、キャンパス内の庭園や花壇が公開され自由に散策することができます。地中海式ロックガーデンや園芸療法ガーデンなど景観と調和した花の小径はデートコースにもぴったりです。
お線香づくりの伝統技と迫力満点のうず潮を体感
淡路島は、お線香の生産高日本一を誇り、全国の約70%を生産しています。その歴史は、嘉永3年(1850年)かつて淡路島で最も栄えた港町・江井浦から始まりました。淡路島の西海岸、江井地区は、線香業者が軒を連ねるお香の町。町を歩くとどこからともなく心安らぐ香りが漂い環境省の「かおり風景100選」に選ばれています。
その老舗の一つ「梅燻堂」では、今でも伝統技を生かした手作業による線香づくりが行われています。二人も職人さんに教わり、材料と香料を調合した練玉をお線香の線状にする作業を体験させてもらいました。これが見た目より難しく、熟練した職人さんの技の高さを実感しました。
淡路島の地場産業を学んだ後は、迫力ある自然の神秘を体感するために島を南下して福良港へ。鳴門のうず潮を間近で見るために観潮船「咸臨丸」で約1時間のクルージングを楽しみました。大鳴門橋の下、潮流の最高時速20km、渦の最大直径30mにも達するといううず潮は、淡路島が世界に誇る絶景。最も迫力あるうず潮を体感したいのなら、潮の流れの早い大潮の日が狙い目です。
穏やかな海に包まれてゆっくりと時が流れる港町
淡路島を北から巡りながら南下した今回のドライブ。夕暮れ時に訪れたのは、淡路南部西海岸の丸山漁港。丸山海釣り公園へと続く海の展望広場からは、穏やかな海越しに大鳴門橋の姿を望め、阿那賀の山側に目を向けると港町越しに白い風車。今日1日の楽しかった旅の終わりを惜しむようにゆっくりと暮れゆく港の風景を少しでも長く眺めていたい二人でした。
ぜーんぶ淡路育ち!
御食国(みけつくに)のうまいもの三昧!
とろけるような甘みとコク。淡路ビーフの祖が営む名店。
淡路島に来たからには、淡路牛を味わおう!と訪れたレストラン。ここは36年前の創業時から「淡路ビーフ」のブランド化に尽力し、淡路ビーフの祖と呼ばれるオーナーの大村公夫さんが営むお店。生まれも育ちも淡路島の希少な4歳以下の未経産牛にこだわるのは、単純明快「美味しいから」。石の上で焼かれたお肉は、しっとりと味が濃く、トロけるような甘みとコクを味わえます。
写真は人気の「焼きしゃぶセット」。お肉の旨みを堪能できる一品です。
※食の宝庫・淡路島は、日本古代から平安時代まで、皇室・朝廷に食料を納めた「御食国」(みけつくに)の一つと言われています。
●ビーフランド大公
住所/兵庫県淡路市生穂2135-3
TEL/0799-64-1313
定休日/月曜日
営業時間/平日 11:00~14:00 16:00~21:00(L.O.20:45)
土日祝 11:00~21:00(L.O.20:45)
公式HP/http://bi-hurandtaikou.jimdo.com
旬のフルーツや島産の新鮮素材たっぷりのスイーツ!
温暖な淡路島はフルーツも豊富。そんな旬の果実や放し飼いの鶏のタマゴ、地元の牛乳など、島内の新鮮な素材を使って、目にも美味しいケーキが並ぶ洋菓子店。地元ファンのみならず、観光客も多く立ち寄る注目の人気店です。
旬のフルーツを使ったケーキはどれもオススメ。