
初秋にぴったりの3つのスポットをまったり、のんびり走ってきました!
ゆったりした自然とドイツの片田舎の街並み。心ばかりかお腹まで癒される岡山農業公園・ドイツの森。
「岡山農業公園・ドイツの森」は、秋の行楽にぴったりのドライブスポット
ドイツの田舎町を模した街並広場には、バーベキューハウスをはじめワイナリー、ソーセージなどのマイスター工房、雑貨店などが並び、自家製グルメと手づくり体験を楽しめます。そして牧場には羊の放牧場、ドッグランなどがあり、可愛い動物たちと触れあうことができます。その他にもパターゴルフ場や芝すべりゲレンデ、ゴーカートコースなども設けられ、子どもから大人まで思い思いの遊びを満喫できます。また、園内へは愛犬も一緒に入場できるので、日頃から愛犬との遊び場所を探している方にとってはまさにパラダイス!
ここだけで朝から夕方まで大いに楽しめるでしょう。
山間の静かな自然と歴史に残る建築物。旧閑谷学校は類い希なる学舎です。
「旧閑谷学校」は、天下の三賢侯の一人と呼ばれた岡山藩主池田光政によって、地方のリーダーを育てる目的で「この地は読書・学問するによし」として創建(1670年)された藩直営の学校です。現存する庶民を対象とした学校建築物としては、世界最古といわれ、敷地を取り囲む石塀や備前焼瓦で覆われた建物のほとんどが重要文化財に指定されています。その中で特に見物なのが、中央に位置する講堂です。この講堂は国宝に指定されていて、入り母屋造り・しころ葺きの大屋根を乗せた独特の建築物です。建築から随分な年月を経ていますが、磨き上げられた床や柱を観ていると、あまり古さを感じず、清々しささえ感じます。そして敷地を取り囲む石塀も「旧閑谷学校」の特徴のひとつとなっています。この石塀は全長765mもあり、特に南側と東西の石組みは「切り込みはぎ式」と呼ばれ、隙間無く組み込まれた石を丸味を持たせた形状に仕上げています。
「旧閑谷学校」を訪れ、その建物や環境に触れていると、開幕以来、このような素晴らしい環境の中で学ぶことのできた生徒たちが少し羨ましくなってしまいます。そして、自分たちが体験したはずもない、昔の学校のイメージが脳裏に浮かび、懐かしさを感じてしまうのも不思議なことです。
懐かしい街並みと人情に触れ、美しい瀬戸の眺望を楽しむ。 優しさを感じる港町、牛窓町。
岡山県屈指の多島美と穏やかな瀬戸の海のコントラストで瀬戸のエーゲ海と呼ばれる牛窓町は、天然の良港として、またヨットハーバーのあるリゾート地として有名です。しかし、その魅力は格子窓のある家、白壁の土蔵、焼板の塀が残る古い街並み「しおまち唐琴通り」にもあります。この通りを歩きながら出会ったおばあさんと交わす会話も、牛窓の魅力を引き出すエッセンスです。また、数々の映画の舞台となった町を、撮影現場を辿って歩くのも、少し違った牛窓を満喫する方法かもしれません。
そして、牛窓の自然を満喫するには、町の背後にある丘に設けられた「オリーブ園」へ足を運ぶといいでしょう。丘の斜面に植えられた2,000本のオリーブ林越しに、島々が連なる瀬戸の海を一望すれば、気分も晴れ晴れと爽快になるでしょう。オリーブ園の展望広場からは、小豆島をはじめ香川県の屋島まで見渡せます。数々の見所をマイペースで巡ることができる牛窓町は、リゾート地というよりも優しさを感じさせてくれる港町でした。
たくさんの魅力をあらためて感じた岡山県東部のドライブコース。
久々に足を向けた岡山県東部のドライブコース。新しいドライブスポット「岡山農業公園・ドイツの森」では新鮮な魅力を。そして、以前にも訪れた「旧閑谷学校」「牛窓町」では、懐かしさを感じることができました。このドライブコースは、足を運ぶほどにまだまだ多くの魅力と出会えそうです。
これぞ日生!と納得させられる個性的な2店、どちらも素材の良さを輝かせる名店です。
三代続く老舗の味に感動!
魚屋を営んでいたお祖父さんの代から受け継がれてきた炭焼き穴子が名物の「御食事処 はましん」。お父さんの代から始めた料理店でも、炭焼き穴子の製法は当時のまま。香ばしく焼き上げられた穴子は、小豆島から取り寄せた醤油をベースに作られたタレがかけられ、男っぽくも深みのある味に仕上げられています。「ひつまぶし定食(1,870円)」を食せば、その味を2倍も3倍も味わうことができます。また、かつて魚屋を営んでいただけあって、皿に並ぶ魚介類は全て市場直送で新鮮な上に、良心的な価格。特に秋口は写真の「生シャコの造り」がおすすめで、口の中でトロリと溶けるように甘味が広がる独特の味を楽しめます。他にも炭焼き穴子を巻いた「はましん寿司(1,100円)」なども絶品です。
御食事処 はましん
●営業時間/11:00~15:00、17:00~21:00
※日曜祝日は20:00まで
●休店日/水曜日
●お問い合せ先/0869-72-3145
●住所/備前市日生町日生241-30
日生の代名詞カキオコを堪能!
今や日生の代名詞となった「カキオコ」(カキ入りお好み焼き)。町に数ある「カキオコ」のお店の中でも『Smile Up』のおすすめは、ここ「お好み焼き ほり」。愛想のいい女将さんが焼き上げてくれる「カキオコ(950円・写真左)」は、コロコロと良く太ったカキがこれでもか!というほど入れられ、生地中にカキのダシが溢れています。これに、岡山県産のフルーティー&スパイシーなタイメンソースをかけるのだから、たまりません。そして最近では地のエビを使った「えび玉(600円・写真右)」も人気。こちらも、よくダシの出るエビを使い、生地全体にそのダシを馴染ませています。エビを食べさせるというよりも、エビダシでお好み焼きに旨味を加えるという感じ。これはこれで、「カキオコ」とはひと味違ったお好み焼きを楽しむことができます。