
誰もがときめく港町・神戸を散策
異国情緒漂うロマンティックな港町・神戸。
開放的なベイエリア、エキゾチックな繁華街、異人館の残る山手など、見どころがいっぱいです!
海辺の絶景エリア 神戸ウォーターフロント
開国と同時に諸外国へ扉を開き、外国船の荷揚げ港としてにぎわった神戸港。港町らしさを存分に体感できるのがベイエリアです。港の東側には、神戸空港へとつづく「ポートアイランド」と、神戸のシンボル・神戸ポートタワーや神戸海洋博物館などがある「メリケンパーク」、その対岸には、ショッピングやグルメが楽しめるアミューズメントゾーン「神戸ハーバーランド」が広がります。クルーズ船が行き交う昼間の光景もステキですが、幻想的な夜景はもっとキレイ!冬の澄んだ空気の中でイルミネーションがひときわ輝きを放ちます。
神戸一のファッションエリアはのんびり歩いて制覇しよう
5つの鉄道の駅が集まる神戸の表玄関・三宮。ここから南西へと広がるエリアは、ハイセンスな老舗から話題の最新店まで多彩なショップが立ち並ぶ神戸一の繁華街です。
「旧居留地」は、神戸開港当時、外国の貿易商人が暮らしたエリア。大正から昭和にかけて建てられたビルの間に最新モードのブランドショップが集まっています。石造りの重厚な近代建築はとってもエレガント。いつもよりも優雅に歩きたくなるストリートです。
旧居留地を抜けて日本を代表する中華街のひとつ、南京町へ。東西約300mのメイン通りには本格中華料理店や美味しそうな点心が並ぶ屋台が続きます。ちょっと小腹がすいたので、屋台で見つけたユニークな豚まんを食べ歩き。活気ある呼び込みの声、赤や黄色のカラフルな看板など、通りは熱気に満ちていました。
続いて、掘り出し物を探そうと向かったのは「高架下」。JR三ノ宮駅から神戸駅までの線路の下には靴や衣料品、雑貨の小さなお店がズラリと軒を連ねています。リーズナブルなお店が中心なのもうれしい限り。レアものも多いので、ピン!と来たら即、買うのがオススメです。
ファッショントレンドがギュギュッとつまったオシャレの街・神戸。行く先々でお気に入りに出合うこと間違いなし。「アレもコレもほしい!」と迷うのも神戸の街ブラの醍醐味です。
高台に広がる異人館街で異国情緒をたっぷり感じて
三宮から山手へ、緩やかな坂道を登った先に広がるのが北野異人館街。明治から大正時代にかけて神戸で暮らした外国人が建てた洋館が点在しています。当時の面影を残した洋館はノスタルジックなたたずまい。トンガリ屋根のてっぺんに風見鶏がちょこんと乗った「風見鶏の館」など人気の異人館を巡りました。その途中、可愛いインポートグッズやスーベニールショップを見つけて大はしゃぎ!今年の大河ドラマの主役、平清盛が建立した北野天満神社にも寄り道し、新年の運だめしにと水かけみくじに挑戦。何が出たかはナイショです!
見た目の美しさから味、雰囲気までどれも最高!
美食の街・神戸ならではグルメを満喫しました
老房(ラオファン)神戸店
中華料理店がひしめく神戸で、四川や北京、広東料理をベースにした創作中華料理が味わえると人気なのがこちら。目の前でカットしてくれる「北京ダック」は、パリッとジューシー!もやしと一緒に炒めていただく鴨肉も美味でした。お値段もリーズナブルなので、あれこれオーダーしやすいのも魅力。神戸のディナーは中華で満喫しましょ。
写真は、北京ダック(ハーフ)鴨肉ともやしの炒め物付(2,520円)。ベーシックな中華料理のほか、ピリ辛ソースをからめた「牡蠣の天ぷら」や香菜たっぷりの「北京風中華サラダ」などひと工夫こらしたオリジナル料理も多数。
老房(ラオファン)神戸店
●営業時間/ランチ11:30~15:00(L.O14:30)
ディナー17:00~23:00(L.O22:00)
●店休日/無休
●TEL/078-331-7050
●住所/神戸市中央区下山手通2-12-9
グリル十字屋
洋館のたたずまいが残る旧居留地で、1933年の創業以来3代に渡って営まれている老舗洋食店。メニューのほとんどが先々代シェフから伝わるレシピで作られ、変わらぬ味を守り続けています。3日間かけて仕込む自家製デミグラスソースは、コク、甘み、酸味のバランスが抜群で、2人とも感激!昔ながらのハイカラ洋食の数々を味わいました。
写真左は、デミグラスソースたっぷりの「チキンカツレツ」(1,200円)。右は、女性人気No.1の「オムライス」(900円)。天井が高く、レトロな雰囲気が漂う店内でいただくお料理はどれも絶品でした。
グリル十字屋
●営業時間/11:00~20:00(L.O19:30)
●店休日/日曜
●TEL/078-331-5455
●住所/神戸市中央区江戸町96ストロングビル1F
にしむら珈琲店
北野異人館街へと続く北野坂にある同店は、1974年に日本初の会員制喫茶店として開店、現在は一般開放されています。蔦のからまる赤レンガの建物に一歩入ると、アンティーク家具が並ぶ優雅な空間。6種類の最高等級のコーヒー豆と酒造りに使われる名水「灘の宮水」で淹れるブレンドコーヒーは、うっとりする香りと味わいです。
写真は看板メニューの「にしむらブレンドコーヒー」(850円)、自慢のスイーツも一緒に召し上がれ!