青い空、きらめく海、明るい太陽。夏がとびっきり輝く町へ!
香川県の東の端の町は、
青い空、きらめく海、明るい太陽の日差し、
夏がとびっきり輝く町です
自然を肌で感じるならキャンプが一番。東かがわ市は、豊かな自然に囲まれたキャンプ場が点在しています。中でも写真の「大池オートキャンプ場」は、最大約90サイトに3棟のログキャビンの規模を誇ります。バーベキューハウス、サニタリーハウスも充実。用具はすべてレンタルでき、キャンプが初めての人でもスタッフがお手伝いしてくれます。
東かがわ市は香川県の東端にあり、ちょうど高松市と徳島市のほぼ中間に位置しています。南部は東西に連なる讃岐山脈、北東には瀬戸内海国立公園を望む美しい自然に囲まれた町です。懐かしさが残る町並みやこの市ならではの伝統文化を永く伝えています。日本で初めてハマチ養殖に成功した地であり、日本一の手袋生産量の町としても知られています。他にも西日本唯一の人形劇専門劇場、ふれあいが楽しい動物園、グランピングやオートキャンプ場も充実した楽しさ満載の町です。
JR引田駅から国道11号線を越えて海に至るエリアに、かつて“風待ち港”と呼ばれた名残があります。古い町並みが残りのんびり散策が楽しめ、ここでしかできないものづくり体験も随所で行っています。町を離れて少しドライブすると山間の広大な敷地に見えるのが「しろとり動物園」です。小動物が放し飼いにされていて、ちびっ子に人気の動物園です。エサやミルクをあげたり、触ったり、最高の癒しタイムです。
江戸時代から続いていた酒と醤油造りの商家を改装した観光施設「讃州井筒屋敷」。江戸後期から明治期に建設され往時の面影を残しています。住まいだった母屋は、昔の座敷、回廊、庭園が見学できます。
「しろとり動物園」の入場ゲート前で、ヤギ、ブタ、ヒツジが大きな声を出してお出迎え。いきなりフレンドリーな雰囲気です。看板には、『クジャク、うさぎなど放し飼いの動物たちが駐車場や園内を自由に歩いています』とありました!こちらは動物たちに餌をやったり触ったりできる体験型の動物園。アフリカゾウにエサやり体験(おやつ500円)では、つぶらな瞳で見つめ鼻を目一杯伸ばす様子がとっても可愛い。
白鳥地区の瀬戸内海沿岸には、悠久の時を経て誕生した大地の変動を記録した様々なジオサイト(地質名所)が数多く点在しています。引田不整合、ランプロファイア岩脈や絹島柱状節理など聞き慣れない言葉もプレジャーボートに乗って観察すると感動とともに納得してしまいます。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の霊が白鳥となって舞い降りた場所に神陵をつくったのが始まりとされる「白鳥神社」も日本一低い山やハマチおみくじなど見どころ満載です。
ジオサイトを間近で見るなら、NPO法人東かがわ観光船協会が運航する「東かがわジオサイトクルーズ」がおすすめ。4月1日〜9月30日の土曜、日曜、祝日で催行しています。プレジャーボートで引田漁港を拠点に周遊する2時間〜2時間半のコースです(催行人数2名〜18名、小学生以上、1人4,000円)。出港後、約9,000年前にできた花崗岩と約7,500年前にできた堆積岩層の境界がはっきり見てとれる『引田不整合』、白黒の美しいストライプ模様の『ランプロファイア岩脈』、そして写真の『絹島柱状節理』とダイナミックな景観が楽しめます。
大人から子供まで身も心もリフレッシュさせてくれる施設は、訪れるだけでワクワクします。複合温泉施設「ベッセルおおち」は、日帰り温泉入浴や食事が楽しめるほか、イベントホールや宿泊施設、ログハウスも。グランピング「ザランタン」は、予約殺到の超人気スポットです。国内で唯一の人形劇のテーマパークでは、子供は人形を動かして大はしゃぎ。大人は懐かしさで癒されます。
昨年4月にリニューアルオープンした「ザランタン」。全部で10棟のベルテントが優雅に立ち並んでいます。4名まで宿泊可能で、ウッドデッキコテージではお洒落なBBQが楽しめます。エアコンも完備されて夏でも快適間違いなし。チェックイン後は、瀬戸内海でのSUP体験も用意されています。
ハマチ養殖発祥の池「安戸池」は、現在は池を利用した管理釣り場『フィッシュフック』を中心に遊んで学べる『体験学習館マーレリッコ』、そして池ハマチ販売や食事ができる『ワーサン』を併設した家族で楽しめる複合施設になっています。『ワーサン』の2階は新鮮なお魚料理を提供する「ワーサン亭」。大きな窓に広がる池を眺めながらの食事は格別です。
雄大な安戸池の全景が目の前の食堂『ワーサン亭』
こちらで提供するお魚は、安戸池で養殖しているハマチはもちろん、小豆島産の讃岐サーモンなど旬の地元産にこだわっています。写真奥左は『ハマチカツ(単品700円)』、奥右は『讃岐さーもん刺身定食(1,000円)』、手前はワーサン亭おすすめ『ハマチ刺身定食(1,000円)』。
店名のFRESCAは、“新鮮”のイタリア語。だから毎日その日の一番いい新鮮な食材を使っています。オーナーの「ミノ 哲司平」さんは、「料理に追われたくないので一度に多くの方に来られても…。」と話すこだわりのシェフ。だから田舎の山中にあるこの店に行く道中には看板がほとんどなく、たどり着けたらラッキーなのだそうです。
訪ねて行くのが超難しい素朴なイタリアンレストラン『LA FRESCA(ラ・フレスカ)』
窓からは民家や畑しか見えず、素朴なイタリアの田舎にいるかのようです。自由な発想のイタリア料理をどこか現実離れした空間でいただきます。写真手前は、『海幸のアーリオオーリオ(ミニスープ、サラダ、デザート、ドリンクのセット付き1,650円)』、奥は石釜で一気に焼き上げた『ピッツア“カプリチョーザ”(シェフの気まぐれ)(こちらもセット付き1,650円)』。
お店に入ると通路の左に並べられた『天ぷら』『おにぎり、バラ寿司』『おでん』。これぞ讃岐うどんのお店。大正15年12月創業から今日まで受け継がれてきたこだわりのうどん店です。4人がけのテーブルが3つ、座敷席が10席、カウンターは5席ですが、お昼過ぎにお邪魔しても次から次へと訪れるお客さんでほぼ満席。この日は、13時50分で完売でした。
活気あふれる店内で、名物「釜ぬきうどん」に舌つづみ!『麺工房 六車』
製麺一筋で創業時からの伝統的製造方法を守って出来上がるうどんは、独自の製法と加水率で練り上げることで滑らかでソフトな口当たりになっています。釜から直接取り出したモチモチの麺の上ではかつおぶしが踊り、食欲はマックスに。口に含むとかつおの風味と卵のまろやかさが絶妙に絡まり激ウマです。写真手前は、『釜ぬきうどん(680円)』、奥は『しょうゆうどん(620円)』。
香川県東かがわ市