ワンデイドライブ

VEZL e:HEV X・HuNTパッケージで行く広島県竹原市

瀬戸内海の多島美を望む歴史と癒しの町

江戸時代前期に塩や酒造りで栄えた
豪商のお屋敷の圧倒的な美しさ

「マッサン」「時をかける少女」、
舞台になったのには、訳がある

 平安時代、京都下鴨神社の荘園として栄えた歴史から、「安芸の小京都」と呼ばれる竹原。江戸時代にタイムスリップしたような風情を漂わす「たけはら町並み保存地区」は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、この町の象徴になっています。江戸時代に製塩で栄えた当時の美しい町並みがそのまま残り、その中を散策するとホッと気持ちが温かくなってきます。NHKの朝ドラ「マッサン」、映画「時をかける少女」やアニメ「たまゆら」の舞台になったのもうなずけます。

石畳と漆喰の壁が美しい「たけはら町並み保存地区」。

江戸時代の町人がひょっこり出てきそうな竹鶴酒造前の「本町通り」。

「時をかける少女」の舞台となった「胡(えびす)堂」。

学問が盛んだったこの地の象徴、江戸時代の文化人「賴惟清(らいただすが)旧宅」。

「竹原市歴史民俗資料館」。

ニッカウヰスキーの創業者の「竹鶴政孝・リタ銅像」。

明治4年に建てられた「初代郵便局跡」。

京都の清水寺を模して建立された方三間宝形造、本瓦葺の二重屋根、舞台作りの「普明閣」。

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長い石段のある「西方寺」。「普明閣」は敷地内にあります。

「普明閣」の舞台からは竹原の町を一望できます。

「まちなみ竹工房」。

竹の風車作りに挑戦!(風車1連1,800円)。

職人の池本幸司さんと生徒の村上裕美さんがご指導。

出来上がり。

修景広場の180個の風車。

ウサギ型の羽もあるので探してみてください!

お屋敷で、庭園で、酒蔵で、
江戸時代の面影を楽しむ

 この地は古くから瀬戸内海の交通の要衝として発展、室町時代には港町として知られ、江戸時代後期には製塩業で栄えました。今も残る商人たちの豪邸に当時の繁栄を見て取れます。塩田経営を背景に大正時代に建てられた「旧森川家住宅」、江戸時代末期建築の“浜旦那(塩田経営者)”の豪邸「旧松阪家住宅」などを見学すると落ち着いた当時に時間旅行できます。竹原の歴史と風土を感じさせてくれる「藤井酒造・酒蔵交流館」では、お酒の試飲も楽しめます。

竹原市を象徴する豪華な邸宅建築の「旧森川家住宅」(入館料300円19歳以上)。ホテルのフロントにもなっています。

清楚で優雅なお屋敷暮らしを垣間見れる「旧森川家住宅」。

書院づくりが見事な大座敷。

土間には、竹原の塩田や森川氏の歴史を展示。

町並みの中でも異彩を放つ意匠建築の「旧松阪家住宅」(入館料300円19歳以上)。

粋な工夫がされた一軒一軒違う飴色の竹原格子。旧松阪家住宅には、『♡』形も。

「旧松阪家住宅」の庭園には、優雅な時間が流れています。

江戸時代末期に建てられた酒造の一角を改造した「藤井酒造・酒蔵交流館」。お酒は勿論、おしゃれなぐい呑みなど酒器も展示販売。

現役の酒造メーカーの一角にあります。

岡本由香さんに試飲させていただきました。 ※ドライバーは試飲をしていません。

地酒、竹細工や郷土産品が揃う「道の駅たけはら」。

「磯っ子」さんで幻の郷土料理「魚飯(ぎょはん)」(1,200円)を。

竹鶴政孝の生家でもある「竹鶴酒造」。

「竹鶴酒造」には明治の頃の酒代買掛帳も展示してありました。

世界各国から注目を集める
戦争遺跡とうさぎの島

 竹原市の忠海(ただのうみ)港から船で約15分、周囲約4kmの小島「大久野島」。桟橋を下り島に一歩入ればそこはウサギのワンダーランド。「休暇村大久野島」への無料送迎バス乗り場へ向かう間にも、小さなウサギが何羽も駆け寄ってきます。かつては、「地図から消された島」とも呼ばれていました。戦時中に毒ガス工場があったからです。楽園のような今の島の姿とのギャップに改めて幸せを感じます。

島で生息しているウサギは900羽とも1,000羽とも。デリケートな生き物なのでルールを守って触れ合いましょう。エサは「忠海港フェーリーターミナル」で購入できます(1袋200円)。

休暇村前の広い広場を走り回っています。

今は、平和学習の場として使われる「毒ガス資料館」。

館内では当時の資料を展示して毒ガス製造の悲惨さを訴えています。

この資料館は恒久平和を願う目的で1988年に建設されました。

毒ガス製造に使われる電力を供給していた「発電所跡」。

ウサギの耳を形どった「集音器」も。

“うさぎのはなくソフトクリーム” (550円)。

キャンプ場も完備。

自然と共生した広大な敷地。

ピンク色の外観が印象的な「忠海港フェリーターミナル」。

前には、Rabbit Islandの文字が入ったピンクのポストが目を引きます。

店内では、ウサギ好きには垂涎のウサギアイテムがズラリ。

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大久野島の全景。この中でウサギが自由に跳ね回っています。

忠海〜大久野島間の乗船切符は、往復で大人720円、小学生までの子供は360円。車は特別の理由がなければ乗船できません。ピンクの船は休暇村客船。

大三島フェリー(休暇村客船とどちらでも乗船できます)。

一つ一つの島々の調べが漂う
瀬戸内海の多島美に浸る

 竹原市から望む瀬戸内海には、大小様々な島が浮かんでいます。眺めていると静かなメロディーが流れているような心地よさがあります。一望できるのが、「瀬戸内ゴルフリゾート」。クラブハウスは一般の人も自由に利用でき、デッキから最高の眺めを独り占めできます。忠海港近くの「エデンの海展望台」からは目の前に「大久野島」が望めます。

ギア感あふれるヴェゼル e:HEV X・HuNTパッケージ。竹原の町や自然をスタイリッシュかつアクティブに快走しました。
●ゴルフ場内の撮影につきましては、特別に許可を得て撮影を実施しています。

まるで海に続いているかのような「瀬戸内ゴルフリゾート」のコース。瀬戸内海の多島美の絶景を望む非日常のゴルフコースです。

240度見渡せる巨大デッキで至福のひととき。一般の方もレストランでの食事や屋外デッキでのバーベキューなどができます。

ドリンクやデザートも豊富に揃えています。※写真はイメージです。

青と緑が眩いリゾートが広がっています。

東の生口島から西の上蒲刈島まで望める「エデンの海展望台」。

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広島県出身の作家、若杉彗原作の映画「エデンの海」の舞台となったフォトスポット&パーキング。

「たけはら町並み保存地区」と忠海の間の郊外にある「ピースリーホーム バンブー総合公園」は、竹原市の市木でもある『竹』をテーマにした市総合運動公園。森林浴が楽しめる散策路や子供用の総合遊具も揃っており休日の1日を楽しめます。

築200年を超える醤油蔵でいただく“たけはら焼き”

 町並み保存地区にあるお好み焼き屋さん「ほり川」は、大正8年創業、今年で105年の歴史を持つ老舗醤油製造元でもあり、お好み店は築200年を超える醤油蔵を改装して始めたそうです。“たけはら焼き”は、竹原にある3つの酒蔵(竹原酒造、藤井酒造、中尾酒造)で作られた純米吟醸の酒粕を生地に練り込んだご当地お好み焼きです。酒粕の風味とほのかな甘味が食欲をそそります。

手前が純米吟醸たけはら焼(肉・卵入り、中にネギ、そばorうどん入り1,200円)。奥はスペシャル(肉・イカ・エビ・卵入り)お好みそば(広島風お好み焼 1,200円)。

大きな鉄板で一枚一枚ていねいに手際よく焼く様は、芸術的。

熱々をヘラでいただきます。

高い天井が醬油蔵の面影を残しています。

白い漆喰の堂々とした佇まいです。

瀬戸内の風景に映えるカフェレストラン

 町並み保存地区から車で約15分。大きな窓からは瀬戸内海を一望。こだわりのオーディオからジャズやボサノバが流れる空間で、地元食材を使ったピザやドリア、焼きカレーなどを楽しめます。

(手前)自家製ベーコン&ペパロニサラミのPIZZA(1,650円)と(奥)エビドリア(1,650円)。沿岸の絶好のロケーションで。

海からの風が心地よいバーガーショップ

 カジュアルにランチをするならピッタリ。ウッドテラスから綺麗な海を眺めながら笑顔でバーガーをパクリ。

ハンバーガースタンダード(ポテト・ドリンクセット1,550円)とTACO RICE(ポテト・ドリンクセット1,550円)。アメリカン・オールディーズテイストな敷地。お子様に人気の滑り台やブランコもあって遊びごごろ満載です。

オーナー手作りのコンテナピザハウス

 コンテナをオーナー自らおしゃれなお店に改装。広いテラスには、夏を満喫する写真映えする用具がいっぱい。

人気No.1マルゲリータピザ(R)(1,450円)とマンゴースムージー(580円)、クリームソーダブルーハワイ(480円)。

海はすぐ目の前です。

海と空を背景にフォトフレームで奇跡のショットを。白いブランコやハート型の鐘もあり、インスタ映え間違いなし!

MAP

広島県竹原市